カピバラ好きなエンジニアブログ

興味ある技術とか検証した内容を赴くままに書いていきます。カピバラの可愛さこそ至高。

Windows Server 2019を日本語化対応してみた(2020/06/04現在)

去年以下のような記事を書きました。

capybara-engineer.hatenablog.com

それからしばらく日本語化することはなかったんですが、最近になってEC2のWindows Serverを日本語化しようとしたときにできなかったので、違うやり方で日本語化を試してみました。


参考にさせていただいた元手順はこちら
iritcho.com

実施作業

準備

まずはAWS EC2を1台構築します。使用するAMIは以下です。
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尚、設定できなくなった理由ですが、今までであれば以下のように言語パックの中にJapaneseがあり、Display language用のパッケージもインストールできましたが、
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現在はなくなっており、このままインストールを実施しても日本語になりません。
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そこで今回は言語パックを直接インストールする手順になります。

言語パックのダウンロード

まずは言語パックのインストールから行っていきますが、その前にMicrosoftのサイトからisoファイルをダウンロードします。

最初にダウンロードするためのIEの設定をしていきます。
信頼済みサイト(Trusted Sites)を開きます。
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https://*.microsoft.com」を入力して、追加したら閉じます
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設定出来たらOKボタンを押下します。
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IEのアドレスバーに以下のURLを張り付けて、言語パックをダウンロードします。



Saveボタンを押下します。
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ダウンロードができたら、エクスプローラーを開いてダウンロードフォルダを開くと、その中にダウンロードした言語パックファイルがあることを確認します。
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日本語言語パックのインストール

ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとファイルの中身が確認できるので、「x64」フォルダ→「langpacks」フォルダーの順でクリックしてフォルダを開きます。


以下の日本語言語パックがあることを確認し、そこの格納先パスをコピーします。

  • 格納先パス:D:\x64\langpacks
  • 日本語言語パック名:Microsoft-Windows-Server-Language-Pack_x64_ja-jp

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Windowsの検索で「lpksetup」を検索し、コマンドを実行する。
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言語パックのインストール、アンインストール画面が出てくるので、「Install display languages」を選択する。
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前の手順で確認した格納パスを入れた上で「Browse」ボタンを押下し、表示された日本語言語パックを選択して「OK」ボタンを押下する
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インストールを行う言語パックが表示されるので、日本語であることを確認して「Next」ボタンを押下します。
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License画面はAcceptを選択して「Next」ボタンを押下します。
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インストールが開始されます。
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Completedになったことを確認して、「Close」ボタンを押下する
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インストールができたら最初にダウンロードしたファイルはいらないので削除しておきます。
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日本語言語パックインストール確認

ここで最初確認した画面と同じ画面を開いてみると、「Install language pack and set as my Windows display language」が選択できるようになっていることが確認出来ます。
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あとは以下の手順に従って設定をすることで、無事に日本語化対応ができます。(今以下の記事見返すと貼ってる画面ちっちゃ...)
capybara-engineer.hatenablog.com

感想及び所感

Display languageの日本語パックがインストールできなかったので、検証してみました。
何故デフォルトでインストールされなくなったかはわからないですが、この手順を実施することで今までと同じやり方で設定ができそうです。