今回は今年の3月に提供開始したRedshiftクラスターの一時停止機能と再開機能を実施します。
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公式ブログで手順が記載されています。
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この機能の提供によりRedshiftのコスト削減が可能になりました。
Redshiftを使用する場合、コンピューティングリソースの料金とストレージの料金が発生しますが、一時停止することでコンピューティングの料金を止めることが可能です。
Redshiftの料金については、以下をご確認ください。
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実施作業
使用するRedshiftクラスターは以前作成したものを使用します。
一時停止と再開方法
まずはマネジメントコンソールにログインし、Redshiftコンソールを表示させます。
その後サイドメニューからクラスターを選択し、一時停止するクラスターを確認します。
対象のクラスターにチェックを付け、右上のアクションから一時停止を選択します。
一時停止する際の設定が表示されます。
設定内容として
- Pause now(今すぐ停止)
- Pause later(後から停止)
- Pause and resume on schedule(停止と再開スケジュールの設定)
の3つから選択できます。
Pause now
この設定はすぐにクラスターの停止処理を開始します。
特にそれ以外に設定は不要です。
感想及び所感
ユースケースとして、平日の日中帯のみ起動させたいという場合が考えられますが、スケジュールのエディタ設定では複数曜日の指定ができないみたいです。
Cron構文であれば範囲指定が可能なので、その場合はCronで指定すればできそうな気はしますね。