カピバラ好きなエンジニアブログ

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Windows ServerにPostgreSQLをインストールする

久々更新です。

今回はタイトル通り、Windows Server 2019にPostgreSQLをインストールしたので、手順を書いていきます。

今回インストールした環境はこちら



インストーラはこちらからダウンロードしました。
www.enterprisedb.com

参考にさせていただいた記事はこちら
www.dbonline.jp

実施作業

インストール

最初にインストール用のexeファイルをダウンロードサイトから取得します。
f:id:live-your-life-dd18:20201026161009p:plain


次に取得したインストーラをサーバのデスクトップ上に配置し、ダブルクリックで実行します。
f:id:live-your-life-dd18:20201026161445p:plain

インストールディレクトリを指定します。
f:id:live-your-life-dd18:20201026161612p:plain


インストールするPostgreSQLコンポーネントを指定します。
f:id:live-your-life-dd18:20201026161655p:plain

コンポーネントについて

コンポーネント 説明
PostgreSQL Server データベースサーバ。これを入れないと始まらない。
pgAdmin 4 PostgreSQLGUIで管理するためのアプリ。SQLServerでいうとSSMS的なもの。入れたほうがいい
Stack Builder 追加でアプリケーションをインストールするためのもの。後からでも追加可能。
Command Line Tools CLIコマンド。コマンドで操作したいときもよくあるので、とりあえず入れておいたほうがいい



PostgreSQLで使用するDBファイルの格納ディレクトリを指定します。
デフォルトでは、最初に指定したインストールディレクトリの配下にdataフォルダが作成され、その下に格納されます。
f:id:live-your-life-dd18:20201026162528p:plain


DBのスーパーユーザのパスワードを設定します。※尚、スーパーユーザ名は「postgres」
f:id:live-your-life-dd18:20201026162653p:plain


PostgreSQLが使用するポート番号を指定します。
デフォルトでは5432ですが、ここでは敢えて55432と変更しています。
f:id:live-your-life-dd18:20201026163007p:plain


地域をドロップダウンリストから選択します。
私は日本にいるので、「Japanese,Japan」を選択します。
f:id:live-your-life-dd18:20201026163133p:plain


これまで設定した内容を確認します。
f:id:live-your-life-dd18:20201026163312p:plain

Installation Directory: C:\opt\PostgreSQL\13
Server Installation Directory: C:\opt\PostgreSQL\13
Data Directory: C:\opt\PostgreSQL\13\data
Database Port: 55432
Database Superuser: postgres
Operating System Account: NT AUTHORITY\NetworkService
Database Service: postgresql-x64-13
Command Line Tools Installation Directory: C:\opt\PostgreSQL\13
pgAdmin4 Installation Directory: C:\opt\PostgreSQL\13\pgAdmin 4
Stack Builder Installation Directory: C:\opt\PostgreSQL\13



問題ないことを確認しNextボタンを押下するとインストールが開始されます。
f:id:live-your-life-dd18:20201026163435p:plain


セットアップウィザードが完了になればOKです。
f:id:live-your-life-dd18:20201026164207p:plain

CLI設定

PostgreSQLCLIが使用できるように環境変数に追加します。

PostgreSQLのexeが格納されている以下のパスをコピーします。
>C:\opt\PostgreSQL\13\bin
f:id:live-your-life-dd18:20201026165358p:plain


システム環境変数にコピーしたパスを追加します。
f:id:live-your-life-dd18:20201026170116p:plain


PowerShellを起動し、以下のコマンドを入力して、コマンドが実行できることを確認します。

psql help

f:id:live-your-life-dd18:20201026170537p:plain


port番号をインストール時に変更することで、そのポートで起動されるものと思っていましたが、どうやらそれだけでは設定が足りていないようです。
一旦、起動ポートの設定をデフォルトに修正します。
f:id:live-your-life-dd18:20201026171721p:plain


PostgreSQLのサービスを再起動します。
f:id:live-your-life-dd18:20201026172213p:plain


先ほどのコマンドを実行して、同様のエラーが発生しないことを確認します。
発生しなければOKです。
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ログイン確認

以下のコマンドを実行して、ログインができることを確認します。

psql -U postgres



パスワードはインストール時に設定したものを入力します。
「postgres=#」というプロンプトが表示されているのであれば、ログイン完了です。
f:id:live-your-life-dd18:20201026172956p:plain


以下のコマンドを実行すると、DB一覧が表示されます。

\l

f:id:live-your-life-dd18:20201026173128p:plain

2020/10/27追記

あとから確認したら、pgAdminを起動するのにIEのバージョンが足りなかったらしく、画面を表示できませんでした。
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FAQ見るとサポートしているブラウザが決まっているようなので、お気をつけを。
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感想及び所感

ということで、PostgreSQLのインストールを今回は実施してみました。
今回これを書いた理由として、digdagでPostgreSQLを使用するため、そのついでに書いてみました。
次回はインストールしたものを使用して、digdagサーバを動かしていきたいと思います。